AngelFish.jp
このサイトは熱帯魚の女王と呼ばれるエンゼルフィッシュ(Pterophyllum scalare)をプロブリーダーによる
長年の飼育・繁殖経験に基くノウハウの一部を公開しの魅力と飼育・繁殖など総合情報を提供するサイトです。
繁殖方法とその責任
コンテンツ一覧

第1章 繁殖を行なう前に…

第2章 親魚の育て方

第3章 ペアの形成とその判別

第4章 繁殖水槽のセット方法

第5章 産卵〜稚魚の育て方
 
 
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エキノドルス・スクルエッテリ
アヌビアス・ナナ
 平たい葉でエンゼルの子育てに活躍してくれるE.スクルエッテリとアヌビアス・ナナ。 他にもエキノドルスの仲間やアヌビアスの仲間はエンゼルの繁殖には適した水草が多く存在します。 特にエキノドルスの仲間はと同じアマゾン川原産の水草なので良く似合います。
 
 エンゼルフィッシュの繁殖方法とその責任
第4章 繁殖水槽のセット方法
 
 第3章では親魚の育成〜ペアの形成と判別について書きましたのでこの第4章ではペアが出来た後、いよいよ繁殖水槽のセットアップとなります。 著者は商業的にエンゼルの繁殖を行なっている為、基本的にエンゼルを人工孵化しておりますが、子育てするエンゼルの姿は繁殖の醍醐味と言えるものですので自然繁殖に近い形で繁殖される為の水槽レイアウトをご紹介して行きます。 
 
 繁殖水槽のセット…その1 水槽の選び方
 
 まず最初にエンゼルフィッシュを繁殖をさせる為の水槽について、これは熱帯魚の飼育で最も一般的に使用される標準60cm水槽 (60×30×36cm) が最適です。 人工孵化を行なう場合などでは45cmほど水槽でも可能ですが、水槽が狭いと稚魚が育つスペースも無く、水質の悪化も早い、またペアの中が悪くなった際に片方が虐められ最悪の場合は斃死する場合も考えられるのであまりお勧めする事はしません。
 
 繁殖水槽のセット…その2 フィルターの選び方
 
 繁殖用の水槽を用意したら今度はフィルターの選び方ですが、繁殖は飼育とは違う部分が多く、飼育マニュアル 第4章 で紹介したフィルターがそのままお勧めできるわけではありません。 特に最も一般的な上部式フィルターはポンプの力が強く、生まれた稚魚を吸い込むと共に強い水流で稚魚が弱るといった弊害も起きる場合がある為、繁殖に適したフィルターとは言えません。

 ではどのようなフィルターを用意する必要があるのかと言えば繁殖に使用するフィルターの条件は2点、1つは稚魚を吸い込まない事、もう1つは強い水流を発生させない事となります。 この2つを併せ持ったフィルターは底面フィルターとスポンジフィルターでどちらも繁殖にはよく利用されます。 当サイトでは底面フィルターをメインとした水槽のセット方法を推奨させて頂きます。
 
 繁殖水槽のセット…その3 敷き砂の選び方
 
 繁殖についてはフィルターと保温機器以外は何も入れないベアタンクでも繁殖できますが、これでは味気ない水槽なので敷き砂を入れる事はバクテリアの繁殖量を増加させ水質の安定にも寄与するので底面フィルターを使用しない場合でも底面が隠れる程度に入れると良いでしょう。

 底面フィルターを使用する場合は最低でも5cmほどの厚さで砂を敷く事となりますが、敷き砂についてはpHや硬度を上げない製品であれば特にこだわる必要はありません。 お勧めとしては特に初心者の方はなかなか繁殖に適した水質に調整する事が難しい為、水質の調整作用があるソイルが良く、オオツカ熱帯魚で繁殖を相談されるお客様にもお勧めしていますが、単純にソイルと言っても非常に多くの種類があり、中には強力にpHの値を下げpH6.0〜6.5前後の弱酸性がベストなのに対してpH5.0近くまで下げる製品もあるので注意しなくてはなりません。 
 
 繁殖水槽のセット…その4 水槽のレイアウト
 
 水槽のセットが終わったら最後は繁殖水槽のレイアウトです。 エンゼルフィッシュは基本的にアマゾンソードのような平たく幅と長さのある水草や流木、フィルターのパイプなどに産卵する事が多く、ディスカスと産卵形式が近いため、産卵筒と呼ばれる産卵用の筒を使うのが一般的です。

 基本的にはレイアウトは水槽の中央に産卵筒を配置するだけでも問題はありませんが、エンゼルが自分で好きな産卵場所を選べるように、また生まれた稚魚たちを世話するのに適したようにする為にはE.スクルエッテリやアヌビアス・ナナのような葉の平たい水草も水槽のコーナー辺りに幾つか植えておくと子育てがしやすくなるようです。

 
 
 
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 外掛式フィルターはあまり有効濾過面積も大きくなく、使用できる濾材も限定されてしまう為、エンゼルの飼育にはあまり向かない種類が多いと言えるでしょう。 繁殖においてはメーカーによってはストレーナーへ専用スポンジをつけられる製品もあり、水流を調整すればエンゼルの繁殖にも使用できるフィルターになります。
   
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 スポンジフィルターは各メーカーより色々な種類が発売されています。 濾過能力はモーターを使用するフィルターに劣る面はありますが、繁殖の際には稚魚を吸い込まないメリットも大きく、大きめのフィルターを使う場メインにもなり、サブフィルターとしても心強い存在です。
         
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 底面フィルターはエアーポンブで動作させるタイプは濾過能力の高さと共に水中に酸素の供給も行なえ、稚魚を吸い込む心配も無いので繁殖に最適なフィルターの1つです。 水質を安定させるソイルとの併用で簡単に繁殖に適した環境を作れます。(写真はニッソー製 バイオフィルター)
         
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 産卵筒の多くは主にディスカス用として設計されていますが産卵形態が非常に良く似ているエンゼルにも最適な製品です。 あまり大型の産卵筒よりもやや小振りの製品のほうがエンゼルには扱いやすいでしょう。
 
このサイトで公開している情報は繁殖の方法について掲載しておりますが、個別のご相談を受ける為のものではありませんのでご理解をお願い致します。
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