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このサイトは熱帯魚の女王と呼ばれるエンゼルフィッシュ(Pterophyllum scalare)をプロブリーダーによる
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魚種別・混泳マニュアル
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魚種別・混泳マニュアル トップ

第1章 カラシン類の混泳

第2章 コイ・ドジョウ類の混泳

第3章 ベタ・グラミー類の混泳

第4章 ナマズ類の混泳

第5章 シクリッド類の混泳

第6章 メダカ類の混泳

第7章 古代魚類の混泳

第8章 その他の魚と混泳
 
 
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 熱帯魚の種別・混泳マニュアル
第2章 コイ・ドジョウ類とエンゼルの混泳
 
 第1章で紹介したカラシン類は南米を中心とした分布に対してコイ・ドジョウの仲間は日本を含め、東南アジアを中心にヨーロッパなど幅広い分布をもつ魚のグループです。 日本にもコイの仲間は多く、鮒や鯉を例に挙げるまでもありませんが、オイカワやウグイ、ハスやモツゴなど多くの魚が日本にも生息しています。

 熱帯性のコイ・ドジョウの仲間は美しい種類も多く、特にカラシンの仲間と比較して婚姻色により非常に美しい色合いを出す魚が多いグループです。 エンゼルとの混泳ではどんな図鑑などにも真っ先に相性の悪い魚として登場するスマトラを初めとした活発に水槽を泳ぎ回る魚が多いと言えるでしょう。 また、やや気の荒い魚も多く、特にエンゼルの長く伸びたヒレを噛る性格を持つ種類も少なく無いので混泳には注意が必要と言えるでしょう。
  
 ■コイ科の小型種とエンゼルの混泳
 
 コイ科の小型魚については大きく別けてスマトラに代表されるプンティウスの仲間とラスボラの仲間に分かれます。 学名の変更により図鑑では名前が変わっている魚も少なくありませんが、観賞が目的ですからあまり拘らなくても良いでしょう。 

 プンティウスの仲間はスマトラに代表されるように比較的活発な魚が多く、スマトラやオデッサバルブ、ロージィバルブなどはエンゼルのヒレを噛る可能性が高く、混泳は避けたほうが賢明でしょう。 チェリーバルブやゴールデンバルブ、Pu.ゲリウスなど比較的おとなしいタイプであればエンゼルとの混泳も可能です。 またゼブラダニオに代表されるダイオの仲間も非常に活発な魚が多く、ゼブラダニオを含め、空腹時にエンゼルのヒレを噛る種類もいるので注意しなくてはいけません。

 ラスボラの仲間についてはプンティウスやダニオの仲間と比較すると温和な種類が多く、ラスボラ・ヘテロモルファやラスボラ・カロクロマ、レッドラインラスボラなどエンゼルに食べられないサイズを選べは混泳可能な種類が多いと言えるでしょう。 カラシンと比較するとやや地味な魚たちではありますが、しっかりと飼い込む事で素晴らしい魅力を発揮してくれる魚たちです。
 
 ■ドジョウの仲間とエンゼルの混泳
 
 ドジョウの仲間については意外と思われる方もおられると思いますが広い意味でコイの仲間です。 日本にも柳川鍋でお馴染みのドジョウ、また一般的なドジョウのイメージとは異なるボティアの仲間、アユモドキも生息しています。

 熱帯魚においてはドジョウの仲間で良く知られている魚はクラウンローチやクーリーローチと言った魚でドジョウの仲間と言っても大きく別けて一般的なドジョウ型とクラウンローチに代表されるアユモドキ型に分かれます。 

 ドジョウ型の種類とエンゼルの混泳については基本的に気の荒い種類は少なく、エンゼルに食べられないようなサイズに合わせる事で問題なく飼育できる場合がほとんどです。 それに対してアユモドキ型の魚は性格もサイズも非常に幅が広く、クラウンローチやドワーフボティアのような温和な種類もいますが、気の荒い種類も多くスカンクボティアやレッドフィンボティアなどを混泳水槽に入れてしまい大変な経験をされた方もいる筈です。

 スカベンジャーとして優秀な魚が多いドジョウの仲間ですが、エンゼルとの混泳に適した魚は多く無い為、温和な種類を除いては混泳しないほうが賢明と言えます。
 
 ■中・大型種とエンゼルの混泳
 
 コイ・ドジョウの仲間の大型種については原則としてエンゼルとの混泳は難しいと考えておいたほうが無難でしょう。 コイ科の中型種としてはポストフィッシュやプンティウス・フィメラントスス、バリリウスやブラックシャークなと゛、水槽内を非常に活発に泳ぐのでエンゼルのヒレを噛らない魚でもエンゼルのストレスになる事は大きいと言えます。 また、大型種のレッドフィンバルブやハンパラ、パーカーホなど、こう言った魚たちも論外です。 例外的にエンツユイ(咽脂魚)は非常におとなしい魚なので混泳しても多きな問題は無いでしょう。 あくまでコイ科の魚はラスボラ以外は相性の良くない魚も多いので注意をしなくてはなりません。
  
 
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ラスボラ・ウロフタルマ
ラスボラ・ウロフタルマ(ボララス・ウロフタルマ)は極小サイズの魚で成長してもわずか2cmにしかならない為、エンゼルとの混泳には向かない魚の1つです。
 
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ラスボラ・ヘテロモルファ
ラスボラ・アイントベニー
 ラスボラの仲間はサイズ的にもエンゼルと混泳可能な種類が多く、性格も温和なのでサイズを合わせればエンゼルとの混泳に適した魚の1つです。 (写真はラスボラ・ヘテロモルファとラスボラ・アイントベニー)
   
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クラウンバルブ
 プンティウスの仲間は非常に活発な魚が多く、やや気が荒い面もあり、エンゼルのようなヒレの長い魚と混泳するとヒレを噛る種類も少なくありません。 コイ科に限った事ではありませんが活発すぎる魚はエンゼルとの混泳はお勧めできる組み合わせではありません。(写真はクラウンバルブ)
     
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スカンクボティア
スカンクボティアはクラウンローチと同じボティアの仲間ですが非常に気が荒く、エンゼルに限らず色々な魚のヒレを囓るなど協調性の悪い魚の1つです。
 
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